2025/08/03
第7回 Penn Periodontal Conference(ペンシルベニア大学)で講演しました
米国フィラデルフィアのペンシルベニア大学で開催された第7回 Penn Periodontal Conference(7月28日〜8月1日)に、塚崎雅之教授と安藤雄太郎が参加しました。
Penn Periodontal Conferenceは、歯周病学を中心に口腔医学分野をリードする世界各国の著名な研究者と若手研究者が一堂に会し、最新の研究成果の発表と議論を通じて、国際的な研究交流や若手研究者の育成を促進することを目的とした学術集会です。
当研究室からは塚崎教授が招待講演を、安藤が若手部門で口頭発表を行い、さまざまな国の研究者と活発な意見交換を行いました。
歴史の面影を残す緑豊かな学舎のなかで、世界各国から集った研究者との交流を通じて最先端の研究に触れることができ、実り多い機会となりました。(安藤)
2025/07/31
日本炎症・再生医学会奨励賞を受賞
中村兼任講師が第31回日本炎症・再生医学会奨励賞を受賞いたしました。授賞式は2025年7月31日に開催された第46回日本炎症・再生医学会の壇上にて行われました。
https://www.jsir.gr.jp/new/detail24.html
2025/07/27
免疫ふしぎ未来 2025
日本免疫学会主催のアウトリーチ活動「免疫ふしぎ未来」のショートトーク会場にて、「骨と免疫のふしぎな関係」というテーマで登壇しました。小学生や中学生の参加者達から、もの凄く鋭い質問を頂き本当に驚きました。
アトラクション会場では、プラナリアを1.5mlチューブに必死に分注している東京理科大の室さん(高柳研時代の盟友)にも会えて楽しい時間を過ごすことができました。(塚崎)
2025/07/26
「ワクワクシンポジウム」にて中村兼任講師が講演
7月26日、中村和貴兼任講師が第43回日本骨代謝学会学術集会の「ワクワクシンポジウム」にて、「間質細胞による抗腫瘍機構の解明」という演題で講演を行いました。座長は塚崎教授です。
本シンポジウムは、研究の“ワクワクポイント”や印象的なエピソードを交えながら発表するユニークな形式で、会場からはたびたび笑い声が上がるなど、和やかで温かい雰囲気に包まれていました。
発表では、腫瘍と骨膜に関する先進的な研究内容に加え、研究にまつわる個人的な経験やエピソードも紹介され、若手研究者や大学院生に対する熱いメッセージが強く伝わってきました。中村先生ならではの明るく、そして前向きなメッセージに、会場にいた若手研究者たちはきっと元気をもらったことと思います。私もその一人です。研究の面白さと奥深さを改めて実感できる、大変刺激的な時間となりました。(橋本)
2025/07/25
「若手研究者助成(JSBMR Rising Stars Grant)」を受賞
第43回日本骨代謝学会学術集会が宮本健史先生の主催のもと熊本城ホールで開催されました。7月25日の総会で中村兼任講師が「2025年度若手研究者助成(JSBMR Rising Stars Grant)」を受賞されました。(橋本)
2025/07/25
「フロンティア研究者助成」を受賞
第43回日本骨代謝学会学術集会が宮本健史先生の主催のもと熊本城ホールで開催されました。7月25日の総会で塚崎教授が「2025年度 フロンティア研究者助成(JSBMR Frontier Scientist Grant)」を受賞されました。(橋本)
2025/07/23
第5回SSR(Skeletal Science Retreat)に参加
第5回 Skeletal Science Retreat(日本骨代謝学会主催 骨代謝スクール)が天草にて開催され、塚崎研究室からは塚崎雅之教授(委員長)、中村和貴先生(兼任講師)、橋本有希子(大学院生)が参加しました。
本リトリートは、骨代謝をはじめとする運動器科学研究に携わるアカデミアや企業等の基礎・臨床の若手研究者を対象に、研究概念や最新技術についてのセミナーに加え、座学だけでなく各自の研究テーマについてディスカッションを行う合宿型の研究会です。少人数グループでの議論やポスター発表、特別講演を通じて密度の高い交流を目的としています。
中村先生は口腔がんの骨浸潤に関する研究成果を発表し、活発な討論を経て高く評価され、「SSR Rising Star Award」を受賞しました。
研究発表や議論だけでなく、参加者同士の親睦を深めるため、ドルフィンウォッチングや天草の新鮮な海の幸を楽しんだほか、温泉でリラックスしたり、足湯バーで語り合う時間もあり、和やかな雰囲気の中で交流が図られました。分野や所属を越えた若手同士の熱い議論が繰り広げられ、塚崎研究室のメンバーにとっても非常に刺激的かつ有意義な時間となりました。今後も塚崎研究室では、国内外の研究活動に積極的に参加し、骨・免疫・腫瘍分野のさらなる発展を目指してまいります。(橋本)
2025/07/07
三品 裕司 先生のセミナーを開催
ミシガン大学からBMPシグナル・骨代謝研究の世界的トップランナーであられる三品 裕司 先生をお招きし、ご講演いただきました。顔面形成における遺伝因子と環境因子のクロストークから、破骨細胞と骨芽細胞のカップリングにおける新知見まで、未発表データを中心に大変わかりやすくユーモアも交えてご講演いただき、私を含め参加者一同、大感激でした。これまで三品先生とはロッキー山脈、トロント、バンクーバー、沖縄、日本の雪山など様々な場所でご一緒させて頂いておりましたが、今回はじめて東京でお会いすることができました。また地球のどこかですぐお目にかかれるのを楽しみにしています。三品先生、ありがとうございました!(塚崎)
2025/07/02
大庭伸介教授による特別講義・大学院セミナーのご報告
大阪大学大学院歯学研究科 組織・発生生物学講座の大庭伸介教授をお招きし、昭和医科大学にてご講義と大学院セミナーをご担当いただきました。 学部学生向けの講義では、「骨形成のメカニズム」について、従来キーワード単位で断片的に学ぶことが多かった内容を、一連の流れとして有機的にご解説くださり、学生にとって大変理解が深まる貴重な機会となりました。 大学院セミナーでは、まさに現在注目を集める骨形成研究のトピックに関して、バイオインフォマティクスを駆使した統合解析により、私たちがこれまで抱いていた疑問に対して新たな視点と知見を提供してくださいました。 大変有意義な時間となり、今後の我々の研究にも多大な示唆を与えていただきました。 心より御礼申し上げます。(中村)
2025/06/30
総説が2025年7月号のJBMRの表紙に選ばれました。
私の頭蓋骨が骨代謝学領域で世界最高峰のジャーナルであるJBMR誌の表紙に登場しました。先輩に私の頭のCT画像を撮っていただき、それを元に妹が作成してくれた作品です。もともとNatureの表紙に自分の顔を載せたくて用意したカバーアートですが、残念ながら表紙には採択されなかったというエピソードを国内外のあらゆる講演で紹介していたところ、アメリカの友人からJBMRに総説を書いて表紙も一緒に送ってよとオファーがあり、無事にJBMRの表紙に選んでいただきました。総説はDive into the boneという変わったタイトルですが、これはちょうど論文を書いてる時に目黒のスナックをご一緒させて頂いた北村 俊雄 先生(神戸医療産業都市推進機構 先端医療研究センター長)がラルクのDive to blueを歌われたのにインスパイアされつけたものです。JBMRの表紙に顔が載った男として、これからも骨代謝研究に力を入れてゆきたいと思います(塚崎)。